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ご挨拶

上杉 孝久氏 画像

 私のオフィシャルサイトにおこしいただきありがとうございます。

私が日本酒の仕事を始めました1980年代は、未だクール宅急便は無く、生酒を東京で提供するために発砲スチロール箱に氷を詰めて地元から運んだ時代でした。

社会の変化と共に、日本酒の世界も大きく飛躍しました。それと同時に、日本の中の酒という文化を改めて見直そうという機運も出始めました。2014年に著しました拙著「日本史がおもしろくなる日本酒の話」はそのニーズにいくらかでも答えることが出来たように思います。その後この本の中国語版が出版され、日本酒のグローバルな支持の広がりを実感しました。

 今、世界では「日本酒=健康・長寿の酒」とイメージされています。日本人の誠実なもの造りの姿勢と、平均寿命世界最高齢の実績が日本酒のステータスを上げているのです。この機運を活かし、「SAKE」がより多くの人々の身近なものとなるよう活動をしてまいります。

 これからも「温故知新」<古きを訪ねて、新しきを知る>の言葉のように、私自身歴史に学び、未来への糧となるものを生み出してゆきたいと思います。

 今年は、天皇位継承にともない、秋には「大嘗祭」が行われます。
この大嘗祭において、「酒造り」は大変重要な意味をもちます。
 まず、亀卜により国土の中より、東日本から一カ所、西日本から一カ所が選ばれ、その神聖な斎田で育てられた稲から、酒が醸されます。そして『白酒』『黒酒』として大嘗祭に供されるのです。
日本における「酒造り」の意味を、深く考える貴重な機会であると思います。

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